いい歯医者?よくない歯医者?その見分け方は?3
2016/03/02
第5位、第4位に続いて第3位へ
☆第3位 毎回歯の写真を撮る(6月7日『この差ってなんですか?』TBS)
Q. 毎回歯の写真を撮る歯医者はいい歯医者?
A.口の中は基本的に自分で見る事ができません。
特に上の歯の奥歯の方は見ることが出来ませんよね。そんな時に写真などで今日治療する部分や治療経過を見せてくれると安心します。
しかし、毎回写真を撮る目的はそれだけではありません。
目的 ① : 勉強・発表
Dr.の中には地域のDr.で作ってる勉強サークルのような会に入っているDr.も少なくありません。
このような会で自分の行った治療方法などを発表する場合に使ったり、大学病院などでは附属大学での授業に使ったりします。
このように勉強会や学会で発表されている先生は勉強熱心で真面目な先生が多いかもしれませんね。
目的 ② : 患者さんへの説明
最初に記述した様に口の中は基本的に患者さんには見えません。
患者さんにとっては自分の歯がどうのうな状態なのか?すごく気になるところだと思います。
そんな時に写真で撮って画面で見せてもらえると患者さんの立場からすると安心しますよね。
Dr.の立場からも写真があると処置をする前と後で比較して患者さんに説明できるのでとても役に立ちますね。
特に矯正治療の場合なんかは自費の治療になるので患者さんもシビアになります。
そんな時に写真で明確に変化を説明してもらえるといいですよね。
このような点から写真は必ずしも必要というわけではないかもしれませんがあるとトラブルの回避にはいいのかもしれません。
このような目的から患者さんと歯科医師が情報を共有することで信頼関係も築きやすくなりますし安心感も違います。
また歯科医師にとっても画像を他の歯科医師と共有することで自分の治療を客観的に見ることが出来るのでより自分の技術・診断力をあげる事にも繋がります。