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神経を取った後の治療

      2016/03/02

神経の処置は治療期間も長く、治療時間も長い。

途中で嫌になった方も多いのではないでしょうか?

神経の治療が終わった後は、土台を作ってその上に冠をかぶせなければいけません。

土台や被せ物は保険が適応になるもの、自費になるもの色々な種類があります。

では、どのような流れでどのような被せ物をしていくのか書いていきます。

神経を取った後の治療の流れ

①土台(コア)を作ります。

神経を取る処置を行った歯の多くは虫歯で歯を大きく溶かされてしまい、歯がほとんど残ってないケースがほとんどです。

下のイラストのようにほとんど歯が残っていない部分の上に歯を付けてもすぐに取れてしまいます。

なので土台を作って被せる冠をしっかり支えてやる必要があります。

0167065004この状態が根っこの治療が終わった状態です。根っこに最終的なお薬を入れてすぐはまだ根っこの先には病気の痕が残っている状態ですが時間をかけて治っていきます。

ここから、根っこの中に詰めた最終的なお薬の上の方を少し取り除き型取りを行います。

②土台(コア)のSet

先日、型取りをした金属の土台(メタルコア)を接着剤でSetします。

0167065005

③冠を被せる為に形を整えます(支台歯形成)

コアをSetした後に上に冠を被せるために形を整えていきます。

この時上に被せるものによって削り方が変わってきます。なので基本的にはこの時までにどんな被せ物にするのか決めなければなりません。

④出来上がった冠をSet

出来上がった冠をSetします。

入れる前にお口の中で最終的な咬み合わせの調整をおこない、接着剤でSetします。

被せる冠の種類

■保険適応の被せ物

・FMC(Full Metal Crown、全部金属冠)

審美性        ★☆☆☆☆

強度         ★★★☆☆

コストパフォーマンス ★★★★☆

適応:大臼歯・小臼歯

保険適応の中での一番オーソドックスな被せ物です。いわゆる銀歯です。

強度にも優れており、歯を削る量も少なくてすみます。

この冠は大臼歯にも小臼歯にも適応可能です。

0167040001

 

・HRJ(硬質レジンジャケット冠)

審美性        ★★★☆☆

強度         ★☆☆☆☆

コストパフォーマンス ★★★★★

適応:小臼歯、前歯部

HRJは保険では小臼歯と前歯部にしか適応になりません。

HRJの素材はプラスチックですので金属に比べて強度に劣ります。ですから咬む力が大きくかかる大臼歯には保険で適応になってません。

強度を増すために被せ物を厚くしなければならないため歯を削る量が多くなってしまいます。

審美的には優れますがどうしても経年的に変色が見られます。

crown006

 

・硬質レジン前装冠

審美性        ★★★☆☆

強度         ★★★☆☆

コストパフォーマンス ★★★☆☆

適応:前歯部

硬質レジン前装冠は前歯部のみ保険適応です。

内側は金属で見える部分のみ硬質レジンで白く作ってあります。

HRJ同様、レジンの部分は経年的に変色がおきてしまいます。金属にレジンを貼り付けているので白いレジンの部分が破折することもあります。

crown004・CAD/CAM冠

審美性        ★★★★☆

強度         ★★★☆☆

コストパフォーマンス ★★★★★

適応:小臼歯

平成26年4月の保険点数の改正で新たに保険適応になりました。

材料はハイブリットレジンでHRJの素材よりも硬く丈夫な素材になります。

CAD/CAMというシステムを使いハイブリットレジンのブロックを削りだして冠を作ります。

ただし、ブロックを削りだすため細かな色合いの再現性に劣りますので隣の歯との色との差がでてしまう可能性があります。

crown006

 - 虫歯