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歯周病って何??

      2016/04/17

歯磨き粉のCMでよく「歯周病」という言葉を聞きませんか?

歯周病いって何かご存じですか?

まさか自分には関係ないなんて思ってないですよね?

歯周病は実はものすごく怖い病気です。

今回は歯周病についてです。

Q.歯周病って何?

A.歯周病とは歯を支えている骨が溶かされる病気です。

そして溶かされた骨は自然に再生されることはほぼありません。

それゆえ歯を失う理由の第1位が歯周病です。

■歯周病の原因は?

歯周病の原因はお口の中の細菌です。

お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。

これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。

この歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。

その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。

歯垢(プラーク)はやがて硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。

これはブラッシングだけでは取り除くことができません。

この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

■歯周病はどうやって進行するの?

①歯磨きの磨き残しから歯にプラークが付着します。

②歯垢(プラーク)は細菌の塊です。歯垢(プラーク)の付着により歯肉に炎症が起きます。これが歯肉炎と呼ばれる状態です。

歯周病①

③歯垢(プラーク)は長く放置すると石灰化して硬くなり歯石になります。歯石は歯垢(プラーク)よりも強固に歯に付着し、細菌の巣窟となります。それらの細菌が歯の周りの骨を溶かしていきます。

歯周病②

④最終的に周りの骨が大きく溶かされると歯を支える事が出来なくなり、歯がグラグラし始め、歯周ポケットからは膿が出始めます。この状態が歯槽膿漏と呼ばれます。

■歯周病と全身疾患の関わり

実は歯周病が原因の1つとなって引き起こされる病気もあります。

①脳卒中・狭心症・心筋梗塞

②糖尿病の悪化

③低体重児・早産

④気管支炎・肺炎

これらの病気の原因の1つに歯周病が考えられています。

特に高齢者の方の気管支炎や肺炎、妊婦の低体重児・早産は気を付けなければいけません。

歯周病は細菌感染ですので免疫力の低下などで肺炎や気管支炎を起こしてしまったり、細菌や細菌の出す毒素が血液中に入り込むことで胎児にまで影響を及ぼしてしまうのです。

まとめ

歯周病を簡単に考えていると取り返しがつかないことになってしまいます。

症状が出た時にはすでにかなり歯周病が進んでいる可能性が高いです。

そして、歯周病は知らず知らずのうちに進んでしまっていることが多いので怖い病気です。

歯周病は予防できる病気でしっかり予防すれば歯を失わずに済みます。

①家でのケア

②定期的な歯医者の受診

この2つをしっかりすれば歯周病は予防できます。

歯周病になってしまっても進行を止めることもできます。

あきらめずにしっかりケアをしていきましょう。

 - 歯周病