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親知らずは抜いたほうがいい?

      2018/04/05

みなさん親知らずと聞いてどんなイメージをお持ちですか?

・余分な歯

・まっすぐ生えてこない

・抜く時痛い

・抜いた後腫れる

あまりいいイメージってないですよね?

もしかしたら親知らずが生えているかどうかもわからない方も多いのでは?

今回は親知らずについて書いていきます。

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親知らずって何?

親知らずは正しくは第三大臼歯と呼ばれ、病院内では8番と読んだりします。

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左の図で8と書かれているのが親知らずです。

前歯から数えて8番目の歯です。

ただし、もともと歯の数が少ない方は例外になります。

まっすぐきれいに生えている方の方が少ないのでなかなかわかりづらいかもしれません。

親知らずは20歳くらいになってから生え始めます。

 

親知らずはなぜ親知らずって言うの?

親知らずは前に書いたように20歳くらいから生えてきます。

つまり独り立ちをしてからはえてくるので親がその歯が生えてきたのを知らないので「親知らず」と言われる説があります。

また、英語ではwisdom teethと呼ばれ物事の分別がつくようになって生えてくる歯ということに由来しています。

日本でも第三大臼歯、8番という呼び方の他に「知歯」や「智歯」といった呼び方があるのもそこに由来していると考えられます。

 

親知らずは抜くべき?

親知らずは一番奥に生えてくる歯なのでお手入れがなかなか難しいのが難点です。

お手入れさえうまくできれば無理して抜く必要ありません。

次のようなケースの場合は親知らずを抜くことをお勧めしています。

抜歯を勧めらるケース

①智歯周囲炎を繰り返している

智歯周囲炎とは親知らずが生えてくる途中の段階で、親知らずの周りに汚れが溜まってしまい歯肉が炎症を起こしてしまっている状態をいいます。

智歯周囲炎になると歯肉が腫れ、激しい痛みと排膿などの症状があります。

対処療法としては麻酔をして膿を出し、歯の回りをきれいにして消毒を行い、抗生物質を服用する治療になりますが、根治療法としては抜歯が選択されます。

②大きな虫歯になっている

親知らずは一番奥に生えてくるのでお手入れがかなり難しいです。

その為虫歯にもなりやすいです。虫歯になってしまうと他の歯と同様虫歯は進行していきます。

小さな虫歯であれば治療も可能ですが、痛みがあって大きな虫歯で神経をとる処置が必要になった場合などは大きな理由がない限りは抜歯が選択されることが多いです。

他にも抜歯が選択されるケースは多々ありますが大きくこの2つが抜歯を勧められるケースになります。

③矯正治療中の方

矯正治療中の方も抜歯を勧められるケースが多いです。

せっかく矯正治療できれいに歯を並べても親知らずが斜めにはえていたりすると、親知らずの影響でまた、ガタガタになってしまうリスクがあるからです。

抜歯をせずに親知らずを残しておくメリット

どうせお手入れもうまくいかないなら抜いてしまった方が手っ取り早いの?

って思う方もいらっしゃると思いますが、親知らずを残すメリットもあるんです。

ただ基本的にこれはある程度きちんとはえてる親知らずに限ります。

①もしかしたらブリッジや義歯の土台に使えるかも?

まっすぐ生えていて、ある程度きちんと手入れができている場合、形を整えてブリッジの土台に使う事で義歯にならずに済むケースがあります。

保険診療でブリッジを入れる場合、その設計は保険で決められた通りにしなければいけません。その時に親知らずがあるかないかで取り外し式の義歯になるのか、固定式のブリッジでできるのか変わってきます。

また、義歯になってしまった場合でも親知らずを土台として使えるかどうかで義歯の安定がかなり変わってきますので大切な歯になります。

②他の歯の所に移植できるかも?

他の奥歯が虫歯や、歯が割れたりしてしまって抜歯になってしまった時に親知らずを抜いて歯を移植することこができます。

この処置はかなり難しい処置になるので色々な条件が合わなければ成功できない処置方法です。

ただしこの処置は生体にとって異物のインプラントとは異なり、自家移植なので拒絶反応やアレルギー反応が起こらないというメリットがあります。

まとめ

親知らずに関してはどのような状態でお口の中にあるのかによって対処がまったく異なります。

最近は骨格自体が小さくなってきておりなかなか親知らずがまっすぐ生えてくることが少ないので利用するのが難しいですが、しっかり生えてきている場合はしっかりお手入れをすることが大切です。

小さなヘッドの歯ブラシを使うなどしてしっかり磨きましょう。

きちんと生えていない場合は歯科医院で相談されることをお勧めします。

自分で見てわからないときはレントゲンなどで検査をして先生と一緒に治療方針を決めていくといいでしょう。

 

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