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抜歯後の治療はどうなるの?

      2016/03/02

歯周病、虫歯、破折さまざまな理由で抜歯をしなければいけなくなることがあります。

抜歯はどうしても避けられない処置になることがありますがその後はどうなるのでしょうか?

抜歯後ほとんどのケースで抜いた部分を補う補綴(ほてつ)処置が必要になります。

(抜歯後の注意は『歯を抜いた後は要注意!!ダメ!放置!』をご覧ください)

補綴処置の方法について紹介していきます。

抜歯後の補綴処置

①インプラント(Implant)

②ブリッジ(Bridge)

③義歯(Denture)

補綴処置の種類としては上に書いてる3種類です。

現在の保険診療ではインプラントは保険適応になってませんので完全自費の治療です。

ブリッジや義歯に関しても使う材料によっては自費診療になるものもあります。

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①インプラント(Implant)

インプラントインプラントとは歯を失った部分にチタンで出来た人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを土台にして人工の歯を取り付け、歯の機能と見た目の回復を行う治療方法です。

<メリット>

・ブリッジのように両隣の歯を削る必要がない。

・他の処置に比べて違和感が少なく、自分の歯と同じような感覚で咬める。

・見た目がより自然にできる。

<デメリット>

・人工歯根(インプラント体)を埋入(埋め込む)為の手術が必要になる。

・人工歯根を埋入する為の骨が少ない場合や、全身の疾患(糖尿病、高血圧など)がある場合インプラントを埋入する為の手術ができないことがある。

・治療期間が長くかかる。

・治療後のメンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になりインプラントが抜け落ちてしまう。

・保険が適応でないため高額の治療費が必要となる。

色々なメディアでインプラント治療が取り上げられていますが、インプラント治療にもデメリットはあります。

また、まだ顎の成長途中の若年者にはインプラント処置を行うことは出来ません。

歯科医師としっかり相談し、メリットとデメリットをしっかり理解したうえで治療を受けるようにしましょう。

②ブリッジ(Bridge)

ブリッジブリッジとは抜歯した歯の前後の歯を削って橋渡しをするように人口の歯を入れて抜歯した部分に歯を補う治療です。

使う材料は様々ですが基本的な構造は同じで、少なくとも3本の歯が1セットになっており、セメント(接着剤)でしっかり固定しますので義歯のように取り外しはできません。

<メリット>

・固定式ですのでSet後の違和感が少ない。

・材料は金属になりますが保険内での治療が可能。

・義歯やインプラントよりも比較的短期間で治療が完了する。

<デメリット>

・抜歯した歯の前後の歯が健康な歯でも歯を削らなければならない。

・土台となる歯に負担がかかる。

・歯が3本以上繋ぎで入っている為、清掃が難しい。

・保険で出来る設計が限られている。

ブリッジは保険適応にもなっており、診療の現場でも多くの患者さんが選択される治療方法です。保険の適応外にはなりますがオールセラミックでのブリッジでは自然の歯に近い色を再現することが出来ます。

義歯(Denture)

false-tooth008欠損した歯の本数が多い場合や、前後の歯がブリッジの土台として耐えられない場合に適応となります。

<メリット>

・ブリッジの適応にならない欠損した歯の本数が多い場合に有効。

・ブリッジのように健康な歯を削る必要がない。

<デメリット>

・慣れるまで異物感があり、不快感を感じることがある。

・健康な時に比べて咀嚼能力が落ちる。

・お口の中に傷を作る事があり、何度か調整が必要になる。

・お口の中の環境は年々変わる為、作り変えをする必要がある。

義歯については素材や設計が何通りもあり自費の義歯も多くなってきています。総義歯の場合はインプラントを数本埋入し義歯の固定に使う治療方法もベーシックになってきています。

自費治療の場合はかなり高額になることが多いのでしっかり歯科医師の話を聞いて納得した上で治療を開始してください。

まとめ

歯を抜いた後は必ず補綴処置が必要です。

3種類の方法からその患者さんにあった治療方法を歯科医師と相談しながら決めていきます。

大きく分かれるのは自費で治療をするのか?保険で治療をするのか?というところでしょう。

歯科医院によって異なるとは思いますが、第一選択として自費を勧められることも多いと思いますが、もし保険内での治療を考えているならはっきりとそう伝えましょう。

しっかり咬めるように、きれいな見た目を取り戻せるように納得のいく治療が受けられるように歯科医師としっかり話しながら治療を進めましょう。

 

 

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