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乳歯を大切にしなければいけない4つの理由

      2016/03/02

乳歯(子供の歯)はいずれ抜けて永久歯(大人の歯)に生え変わるからと気を抜いていませんか?

実は、乳歯はその子の将来に大きな影響を与える可能性を持っているのです。

今回は乳歯を大切にしなければならない4つの理由を紹介します。

1、虫歯の進行が早い

乳歯は永久歯に比べて歯が柔らかい為、虫歯になってしまうと一気に進んでしまいます。

乳歯の厄介なところは、隣り合わせの見えない所にもっとも虫歯ができやすいのです。

この虫歯は基本的に歯科医院で検査をしない限りなかなか見つかりません。

もし、目に見えて歯に穴が開いている時はすでに虫歯が神経まで進行している可能性が高いです。

2、乳歯のすぐ下には未熟な永久歯

永久歯は乳歯の根っこをゆっくり溶かしながら生えてきます。

健康な乳歯であればなんの問題もなく、生え変わりの時期になると乳歯がグラグラしてきて永久歯が生えてきます。

しかし、乳歯が大きな虫歯になってしまい、根っこの先が化膿してしまっているとどうでしょうか?

根っこの下にある未熟な永久歯は、この化膿している部分に浸された状態になってしまいます。

未熟な永久歯はまだしっかり石灰化しておらずかなり柔らかい状態です。

そんな状態で膿に浸された永久歯は、いざ生えてくると膿に浸された部分がしっかり作られず、石灰化度も低く、見た目もいびつな形で、色も少し変色したような色の永久歯が生えてくることがあります。

このような永久歯をターナー歯と呼びます。

ターナー歯は審美的に見た目が悪く、虫歯になりやすいといった欠点があります。

3、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保している

歯(特に奥歯)は隣り合わせの歯と緊密な状態にあることで安定した状態となります。

しかし、早い段階で虫歯などの原因で乳歯を抜いてしまうとどうなるでしょうか?

両隣の歯は支えとなっていた歯を片方失うことで抜いてしまった歯の方向に倒れてきます。

特に抜いた歯の奥の歯は手前に向かって大きく傾きます。

そうなると、永久歯が生えようとしてもスペースがなくなってしまい本来へてくるべき場所とは違った場所に生えてきてしまったり、途中で萌出が止まってしまったりします。

そうなると永久歯の歯並びに大きな影響を及ぼしてしまいます。

4、発音・嚥下に悪影響

小児の時期は発音や嚥下の時の口の動かし方や舌の使い方を覚える大切な時期です。

もし、そんな大切な時期に早くから乳歯を虫歯などで失ってしまうと、それを補うように舌や口を動かしてしまいます。

そうすると正しい発音や咀嚼や嚥下のときの口や舌の動きが身に付かなくなってしまい、大人になって言葉が聞きづらかったり、歯並びにも影響を及ぼしてしまいます。

まとめ

「乳歯は結局生え変わるから虫歯になっても大丈夫」なんて考えは非常に危険なことが分かって頂けたでしょうか?

乳歯の間はよくてもそのまま放置すれば大人になってから大変な苦労をしてしまいます。

小学生3、4年生まではしっかり親が仕上げ磨きをして、フロスを必ず使うようにすること。

そして定期的に歯医者に定期健診に通うことがこれからの将来にとってなによりも大切です。

乳歯だからこそ大切にしなければならないのです。

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