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歯がしみる5つの原因と対処法

      2018/01/02

冬場に水道の水が冷たくなってきた時期や夏場にキンキンに冷えた飲み物を飲んだ時

歯がキーンッとしみた経験はありませんか?

歯がしみる時って頭にまでキーンとくるような本当に嫌な痛みですよね。

今回は『歯がしみる5つの原因と対処法』を紹介します。

歯がしみる5つの原因と対処法

1. 虫歯

多くの人が歯の痛みで思いつくのが虫歯ではないでしょうか?

虫歯で歯に痛みが出るのはC2~C3に分類される象牙質にまで虫歯が達している場合です。

特に歯と歯の隣り合わせに虫歯がある場合は発見が遅れてしまうケースが多いです。

□対処法□

虫歯でしみる症状が出ている場合は虫歯の治療をしなければ改善されません。

この場合の治療は

・虫歯の部分を除去し詰め物をする

・神経にまで達していた場合(C3)は神経を取る処置

が必要になります。

2. WSD(楔状欠損)

WSD(楔状欠損)とは歯と歯肉の境目の部分が楔状えぐれてしまった状態です。

WSD

この原因は様々言われています。

”ブラッシングの圧が強く歯が擦れてしまう”と言われていましたが、1本だけにWSDがある患者さんなどはこれが原因とは言えないでしょう。

最近では”歯軋りや食いしばりの応力が歯と歯茎の境目に集中してしまい歯が欠けてしまう”という説が有力となっています。

□対処法□

WSDの治療は症状がなければ経過を観察することもあります。

しみる症状が出ている場合、歯がえぐれている部分を白い詰め物(コンポジットレジン:CR や グラスアイオノマー)で埋める処置が一般的です。

極端に大きくえぐれている場合は神経を取る処置が必要になることもあります。

3.歯周病

歯周病の進行により歯肉が退縮してしまい、本来なら骨の中に埋まっている歯の根っこの部分がお口の中に出てしまいはがしみる症状が出てしまいます。

知覚過敏と言われるほとんがこのケースです。

歯周病で歯肉が退縮してしまいしみる症状が出ている場合、しみる症状と同時に歯磨きの時に歯ブラシが擦れる時に痛みが出るのもこの知覚過敏の特徴です。

□対処法□

まずは歯周病の治療が必要です。

しかし、一度退縮してしまった歯肉は大きくは戻ってきません。

そこで、しみに対する治療は

・露出してしまった歯面に薬を塗りしみを抑える方法

・歯肉を移植し露出してしまった歯面を覆う方法

歯肉を移植する方法は外科的な処置になります。

4.TCH(歯列接触)

これはまだはっきりとした根拠はありません。

通常、私たちが何もしていないときは上の歯と下の歯は接触しておらず、数ミリ間があいている状態が普通です。

しかし、何もしていないときでも上の歯と下の歯が接触している方がいらっしゃいます。

これが原因でしみる症状が出るということが最近言われ始めています。

□対処法□

対処法についてもきちんとしたものは確立されていません。

マウスピース咬合調整(かみ合わせの調整)などが行われており、改善した患者さんもいますがきちんとした根拠はありません。

5.治療直後

歯医者で治療を受けた直後にしみる感じがでたということを経験された方も多いのではないでしょうか?

特に、しみる感じが出やすい治療は

・スケーリング(歯石取り)後

・詰め物の型取り後、詰め物を入れた直後

です。

歯石取り後は歯石に覆われていた歯面が歯石を取ることによってお口の中に露出した状態になる為におこります。

また、型取りの直後は仮の蓋がされており、完全な物ではない為にしみる症状が出てしまいます。

きちんとした物を入れればおさまることがほとんどですが、詰め物を入れた直後も、詰め物を接着する為の接着剤が硬化する時の刺激でしばらくしみる症状が出ることがあります。

□対処方法□

治療後のしみる感じに関しては経過を観察することがほとんどです。

そしてこれらの場合、1週間ほどで症状は改善されます。

虫歯が深く、詰め物をしても痛みが改善されない場合は神経を取る処置を行う可能性もあります。

まとめ

今回は『歯がしみる5つの原因と対処法』について紹介しました。

特に冬の時期は、水が冷たくなって歯がしみるという症状を訴えられる患者さんが急増します。

今回は5つの原因を紹介しましたが、素人判断で経過観察してしまうのは危険です。

必ず一度歯医者に行き、原因を特定してもらうことをお勧めします。



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