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歯科衛生士と歯科助手の3つの違い

      2016/03/02

歯科医院で働くスタッフには歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・歯科技工士がいます。

歯科医師は実際に治療を行います。

歯科技工士は被せ物や詰め物を作るのが仕事です。

では、歯科衛生士と歯科助手の違いについてわかる方はいらっしゃいますか?

実際この違いについてきちんとわかる方はほとんどいないのではないでしょうか?

そして、最近では ”歯科助手に医療行為をさせたとして歯科医師と歯科助手を逮捕” というニュースも報道されました。(詳しい記事は→こちら

今回は『歯科衛生士と歯科助手の3つの違い』について紹介します。

歯科衛生士と歯科助手の3つの違い その1 資格

【歯科衛生士】は国家資格です。

厚生労働省指定の専門学校などを卒業し、国家試験に合格しなければいけません。

〔歯科助手〕は公的資格はなく民間資格で、きちんと法律で定められているものではありません。

特に専門学校などの卒業、試験への合格は必要ありません。

民間資格を取得するためにはそれぞれの組織の定める基準を満たす必要があります。

歯科衛生士と歯科助手の3つの違い その2 仕事内容

【歯科衛生士】の業務に関しては「歯科衛生士法」によって定められています。

しかし、〔歯科助手〕の仕事はきちんと法では定められておらず、もともと公的資格があるわけではないので医療行為は一切行うことはできません。

受付業務

【歯科衛生士】・〔歯科助手〕ともに行うことが可能です。

診療の準備・片付け

【歯科衛生士】・〔歯科助手〕ともに行うことが可能です。

診療補助

【歯科衛生士】・〔歯科助手〕ともに行うことが可能です。

歯石取り(スケーリング)

【歯科衛生士】のみ行うことが可能です。

歯石取りは歯周病の治療であり、医療行為ですので〔歯科助手〕は行うことができません。

型取り(印象採得)

【歯科衛生士】のみ行うことが可能です。

印象材の練和については【歯科衛生士】も〔歯科助手〕可能です。

つまり、印象材を〔歯科助手〕が練和し、【歯科衛生士】や歯科医師が型取りを行うことは問題ないということです。

レントゲン撮影

【歯科衛生士】・〔歯科助手〕ともに撮影は不可能です。

レントゲンを撮影する為のフィルムの位置づけまでは可能ですが、実際にレントゲンのスイッチを押すことはしてはいけません。

歯科衛生指導

【歯科衛生士】のみ行うことが可能です。

歯科衛生指導はブラッシング指導や栄養指導などが含まれます。

歯科衛生指導には保険の点数(80点)も算定が可能です。

フッ素塗布

【歯科衛生士】のみ行うことが可能です。

フッ素塗布はう蝕予防という医療行為ですので〔歯科助手〕は行うことができません。

CR充填・シーラント填塞

【歯科衛生士】のみ行うことが可能です。

しかし、虫歯の除去は【歯科衛生士】も〔歯科助手〕も一切行うことが出来ません。

虫歯の除去(歯を削る行為)は歯科医師にのみ許されています。

歯科医師が歯を切削後に【歯科衛生士】が窩洞(削った部分)にCRを充填することは可能です。

また、小児の裂溝にシーラントを行うことも【歯科衛生士】のみ可能です。

歯科衛生士と歯科助手の3つの違い その3 給料

【歯科衛生士】の平均年収は335万 (平成26年度の厚生労働省賃金構造基本統計調査)

〔歯科助手〕の平均年収は250万と言われています。

しかし、給料や福利厚生に関しては病院や地方によって大きく違いますので一概には言えません。

労働規則などをかならずきちんと確認するようにしましょう。

まとめ

『歯科衛生士と歯科助手の3つの違い』について紹介しました。

1つの病院に何人ものスタッフがいれば誰が衛生士で誰が助手か正直わからないと思います。

しかし、実際はこんなにも違いがあるんです。

歯科衛生士を目指している人、実際に歯科医院で働いている人は念頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

実際に逮捕される先生や助手の人も出てきている時代ですからね。

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