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親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識

   

4月になって学校では歯科検診が行われる季節になりました。

検診の結果は5月から6月くらいにお子さんが持って帰って来られると思います。

その検診の結果きちんと確認していますか?

”虫歯1本くらいならいいか”って放置してたりしていませんか?

今回は『親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識』と題して学校歯科検診について書いていきたいと思います。

親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識 ~学校歯科検診とは?~

学校歯科検診は ”学校保健安全法” で行うことが義務化されているものです。

(児童生徒等の健康診断)

第十三条 学校においては、毎学年定期に、児童生徒等(通信による教育を受ける学生を除く。)の健康診断を行わなければならない。
 学校においては、必要があるときは、臨時に、児童生徒等の健康診断を行うものとする。
(時期)
第五条法第十三条第一項 の健康診断は、毎学年、六月三十日までに行うものとする。ただし、疾病その他やむを得ない事由によつて当該期日に健康診断を受けることのできなかつた者に対しては、その事由のなくなつた後すみやかに健康診断を行うものとする。
(検査の項目)

第六条法第十三条第一項 の健康診断における検査の項目は、次のとおりとする。

 身長、体重及び座高
 栄養状態
 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無
 視力及び聴力
 眼の疾病及び異常の有無
 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
 結核の有無
 心臓の疾病及び異常の有無
 尿
十一  寄生虫卵の有無
十二  その他の疾病及び異常の有無

このように項目の中に “歯および口腔の疾病及び以上の有無” という項目が含まれており、これが学校歯科検診にあたります。

親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識 ~学校歯科検診をするのは誰?~

学校歯科検診を行うのは各学校に1人いる “学校歯科医” が行います。

検診を受ける人数によって、学校歯科医のみで行う所もあれば学校歯科医を中心にチームを組んで複数の歯科医師で行うこともあります。

親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識 ~検診の用語と意味~

歯科検診中は先生がずっとよくわからない呪文のような言葉を言っていますよね?

実はあの呪文のような言葉はすべて歯の状態を表す言葉です。

【学校検診の用語】

/(斜線) : 健全歯(シーラントしてある歯を含む)

C : 治療がされていない虫歯

○ : 処置歯(虫歯の治療が行われている歯)

× : 要注意乳歯

C0 : 要観察歯

△ : 喪失歯

親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識 ~通知書の見方とポイント~

【虫歯】

”虫歯あり” に印(○)がついている場合は必ず歯科医院を受診しましょう。

経過観察に分類されるC0と呼ばれる虫歯初期の段階でも受診されることをお勧めします。

学校歯科検診では十分な設備があるわけではないため、レントゲンなどを撮影すると検診では見えなかった虫歯が発見されることがよくあります。

【歯肉炎】

“歯垢や歯石の付着” に印(○)がついている場合も歯科医院の受診が必要です。

歯石は歯ブラシでは除去することができません。

歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。

歯石を取ることで歯石の下にあった虫歯がみつかることもあります。

【要注意乳歯】

“要注意乳歯” の部分に印(○)がついている場合も歯科医院の受診が必要です。

永久歯が萌出し始めているにも関わらず、乳歯がまだ残っている場合にここに印がつきます。

歯科医院を受診し、検査をして入試の抜歯などの処置をする必要があります。

【歯並び】

“歯列・咬合の不正” の部分に印(○)がついている場合は矯正が必要になります。

特に、乳歯の時期の咬合の不正は顎の発育や永久歯の時期の咬合の不正に繋がりますのでできるだけ早い時期で矯正科の歯科医師に診てもらうことをお勧めします。

まとめ

『親なら知っておきたい学校歯科検診の基礎知識』についていかがだったでしょうか?

学校歯科検診はスクリーニング検査と言っておおまかに”異常がある者”と”異常の無い者”に分ける事を目的としています。

簡易的なライトの下で行うものですので、歯科医院で検診以上の虫歯が見つかることも多くありません。

”経過観察”や”受診を勧める”といった通知が来た場合は必ず歯科医院を受診するようにしてください。






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