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インプラントとは?

      2016/06/12

”インプラント” という言葉聞いたことありますか?

最近は多くの歯科医院の看板やCMで ”インプラント治療” を宣伝しているので聞いた事のある方も多いのではないでしょうか?

では、インプラントについてきちんと説明できますか?

どのような治療かきちんと理解されていますか?

現在、インプラントが急速に浸透している中で、トラブルも増えてきています。

トラブルに巻き込まれない為にもインプラントについて解説します。

 

インプラントとは?

 齲蝕(虫歯)や歯周病(歯槽膿漏)によって、また外傷によって歯を失うことがあります。またヒトによっては先天的に歯が無い場合があります。そのような歯が無い部位の顎の骨にインプラントを埋め、そのインプラントに義歯を付ける治療方法がインプラント治療です。インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる治療方法です。

『日本口腔インプラント学会』より引用

インプラントの歴史は1952年にスウェーデンのブローネマルク教授によってチタンと骨が強固に結合すること(オッセオインテグレーション)を発見したことに始まります。

その後、様々な研究が行われ現在のインプラントとなり、現在でもより安定したインプラントを目指して研究が行われています。

インプラントの構造

インプラントの基本的な構造は3つです。0867001002

・インプラント体(骨の中に埋入(埋め込む)部分)

・アバットメント(インプラント体と上部構造をつなぐ部分)

・上部構造(インプラントの上に被せる歯の部分)

インプラント治療の流れ

①カウンセリング

まずはカウンセリングを行い費用や期間など一般的なインプラントについての説明を行います。

②精密検査

1、レントゲン・CTの撮影

インプラントを行う為にはインプラントを埋入するための骨が必要です。

もし骨がない場合は人工的に骨を作る手術が必要になるケースもあります。

また、顎の骨の中には大きな神経と血管の通った管があり、インプラント埋入とその管との位置関係も重要になってきます。

2、歯周病検査

現在の歯周病の程度を検査します。

インプラントなのに歯周病?

と思われた方もいるのではないでしょうか?

実はとても大切な項目で、重度の歯周病になっている方は日頃のお手入れができていません。

このような方にインプラントを埋入してもインプラントの周りの歯周病(インプラント周囲炎)になってしまい、せっかくのインプラントも除去しなければいけなくなってしまいます。

ですのでどれだけお手入れができているのかを判断すためにも歯周病の検査が必要です。

③カウンセリング

検査結果をもとに再度カウンセリングを行います。

現在のCTではパソコン上でインプラントのデモが行え、どのようなプランでインプラント治療を行うのか、最終的な仕上がりがどのようになるのか説明を行い、患者さんの同意が得られれば実際に治療に入ります。

④1次オペ

1次オペはインプラント体を骨の中に埋入する為のオペです。0867001006

もし、術前の検査で骨が不足している場合はこのオペの前に骨を作るためのオペが必要となる可能性があります。

埋入後は上のイラストの様に歯肉を縫い合わせます。

この状態で約6か月間、インプラントと骨がしっかり結合するのを待ちます。

⑤2次オペ

2次オペではインプラント体にアバットメントを装着します。

0867001007

再度、歯肉を切開し、1次オペで埋入したインプラント体を露出させます。

0867001008

アバットメントを装着するとアバットメントが歯肉から飛び出します。

この状態で仮歯を入れて歯肉の状態を整えます。

※ここで紹介している方法は2回法という方法ですが、1回法という方法では1回のオペでアバットメントの装着まで行う方法もあります。

⑥精密印象(型取り)

歯肉の状態が整ったところで、精密印象(型取り)を行います。

精密印象から模型を作成し、最終的に入れる冠を歯科技工士に作ってもらいます。

⑦最終的な冠をSET

出来上がってきた最終的な冠をSETします。

SETの方法は接着剤で固定する方法とネジで固定してトラブルがあれば取り外しが可能な方法があります。

どちらの方法を選択するかはそれぞれの症例やドクターによって異なります。

インプラントの費用費はいくら?

インプラント治療は保険適応外の治療ですので歯科医院によって治療費は異なります。

インプラントの相場は1本で20万~50万です。

治療法や部位によって値段は異なります。

安ければよいというものではありませんので、あまり安い値段を打ち出している歯科医院にも不安があります。

インプラント治療の期間は?

インプラント治療は治療方法によって治療期間は大きく違います。

一般的なインプラント治療で行われる2回法と言われる方法での治療期間は約1年と考えていいでしょう。

インプラントの埋入を行う1次オペから次の2次オペまでが約半年、そして2次オペから最終的な被せものが入るまで約半年と考えていいでしょう。

1回法では2次オペまでを1回のオペで終わらせる為約半分の期間で治療が終了します。

また、即時負荷という方法も広まっており、1回の治療ですぐに歯として機能させる方法ですが、1回法や即時負荷は症例にかなりの制限があります。

また、抜歯してすぐインプラント埋入が行えるものでもありません。

抜いた部分に骨が再生するのを待つ(約3か月~半年)必要があります。抜いてすぐに埋入する方法もありますが、こちらも症例は限られます。

インプラントのメリット・デメリット

インプラントのメリット

・骨にしっかり固定するため、義歯やブリッジに比べて違和感が少なく、しっかり咬める。

・ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がなく、より自然に歯を入れることができる。

・義歯の固定の為にも利用できる。

インプラントのデメリット

・インプラントを埋入するための外科的手術が必要で、症例によっては埋入が困難な場合もある。

・糖尿病などの全身疾患を持っている患者さんは手術ができなかったり、インプラントが骨とうまく結合しないことがある。

・メンテナンスがうまくいかないとインプラント周囲炎を起こし、インプラントがダメになってしまう。

・治療期間が長い。

・保険が適応ではなく高額な治療となる。

インプラント治療の主治医の選び方

インプラント治療をしたいと思ってもどに行けばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

インプラント治療は比較的新しい治療で、取り入れている病院もあれば取り入れていない病院もあります。

まずは、病院のホームページなどでインプラント治療をおこなっているかどうか検索してみてください。

インプラント専門のドクターがいたり、専門医や指導医の資格を持った先生がいれば安心できますし、インプラント学会認定の衛生士の数も増えています。

インプラントは埋入後のメンテナンスがインプラントの寿命を左右します。きちんとメンテナンスのできる衛生士がいるかどうかも病院選びの基準になると思います。

また、口コミも参考にされるといいと思います。先生の人柄や病院の雰囲気もある程度わかると思います。

歯科医院の口コミはこちらのサイトにまとめてます。→「【口コミ】歯科口コミサイトまとめ

まとめ

今回はインプラント治療について書いてみました。

インプラント治療は日々進歩しており、ここに書いたのはほんの一例に過ぎません。

しかし、勘違いしてはいけない事は ”健康な自分の歯が1番である” ということです。

出来るだけ自分の歯を残して、どうしても抜歯しなければいけない時にインプラントを考えるようにしましょう。

闇雲に抜歯をしてインプラントを埋入することは絶対にお勧めしません。

まずは自分の歯を大切にしましょう。



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