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アスリートがマウスピースを着ける8つの理由

      2018/05/08

最近では多くのスポーツ選手がプレー中にマウスピースを着けている場面を見かけます。

そして、着けているマウスピースもデザイン的にもおしゃれなものになってきてます。

ではなぜマウスピースを着けるのでしょうか?

今回は『アスリートがマウスピースを着ける8つの理由』を書きたいと思います。

日本スポーツ歯科医学会ではマウスピースではなくマウスガードと呼ぶことを推奨していますので、以下マウスガードとします。)

アスリートがマウスピースを着ける8つの理由

理由1.スポーツ外傷の予防と軽減

スポーツ中は常にケガの危険があります。

口の中のケガも例外ではありません。

前歯が折れてしまった!!歯が抜けてしまった!!

という経験をした人も少なくないでしょう。

マウスガードをしていれば歯を強く打ってしまっても歯が折れたり、抜けてしまうリスクは極端に少なくなります。

理由2.強い噛みしめによる歯の破折や磨り減りの予防

プレー中に強い噛みしめをしている選手は少なくありません。

試合に対するプレッシャーなどで試合前に強く噛みしめている選手もいます。

無意識に行ってしまう噛みしめの力はかなり強いもので歯が磨り減ってしまったり、歯が割れてしまったりする原因となります。

プレー中に歯が割れてしまうと強烈な痛みに襲われ、その後のプレーにも影響が出てしまいます。

歯が割れてしまうと、抜歯の可能性もあります。

マウスガードを使うことで直接、歯同士が接触しないのでマウスガードが歯を守ってくれます。

理由3.相手選手に対する傷害の予防

これは意外と知られていませんが、自分の歯で相手をケガさせてしまうことがあります。

サッカーの試合で、お互いがヘディングをしようとして歯が当たって相手にケガをさせてしまう事例などが挙げられます。

相手にケガをさせてしまうとお互いが嫌な気分になってしまいます。

自分を守ると同時に、相手にケガをさせない為にマウスガードが必要です。

理由4.顎関節の保護

これは《理由2》にも繋がりますが、アスリートは強いストレスなどでプレー中以外でも、試合前などに強く噛みしめてしまったり、顎関節に大きな負担がかかってしまい、顎関節症の症状を訴える選手も多いです。

マウスガードを装着することにより、顎関節への負担を軽減することができます。

理由5.心理的効果

これは、マウスガードを装着していることによって、歯の外傷を気にせずに思い切ったプレーをすることができます。

過去に一度でも歯の外傷を経験していると、人間の心理として少なからず恐怖心を持ってしまい、思い切ったプレーができなくなります。

それを解消してくれるのがマウスガードというわけです。

プロ野球の選手がデットボールを受けてケガをするのを防ぐ為にプロテクターを着けているのと同じことですね。

理由6.経済的効果

人の歯の価値は1本100万円とも言われています。

マウスガードは歯科医院で製作すると1つで10,000円以上しますが1本100万円もの価値があるものを守る物と思えば安いものではないでしょうか?

もし、歯が抜けてしまえば、治療が必要になります。

インプラントをすればもちろん自費の治療になりますし、保険で治療を行ったとしても10,000円以上の治療費を払うことになるでしょう。

理由7.脳震盪の予防・軽減

これについては医学的にきちんとした根拠が確立していないのが現実です。

スポーツ歯科医学会でも、実際に脳震盪の予防と軽減に効果があるとは言われていますが

なぜ軽減するのか?

という部分は解明されていません。

強い衝撃を受ける時に、グッと噛みしめることができて下顎が固定されるので脳の揺さぶられを軽減できるという説が有力です。

理由8.スポーツパフォーマンスの向上

おそらく、きちんとした知識がなくマウスガードを装着している選手のほとんどがこの理由でしょう。

パフォーマンスの向上についてさまざまな意見がありますが、生理学的に実証されている部分もあります。

マウスガードを着けることによる重心動揺の減少などはすでに実証されており、アーチェリーなどの競技での有効性が言われています。

まとめ

マウスガードの有効性についてはまだまだ知られていません。

アスリートの中でも、義務化されている競技以外でマウスガードを装着している選手はごくごく一部です。

しかし、2020年の東京オリンピックに向けてマウスガードを装着してプレーする選手は増えていくことは間違いないでしょう。

しかし、近年ではマウスガードを製作・販売する業者が増えてきており、装着後の調整などをせずに売りっぱなしになっていることが問題になってきています。

きちんとした研修を受けた歯科医師に製作をお願いするようにしましょう。

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