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通販でマウスピースを買ってはいけない5つの理由

      2018/05/28

スポーツをしている人ならマウスピースという言葉を1度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

スポーツによってはマウスピースの装着が義務化されているスポーツもあります。

ラグビー格闘技の選手が装着しているのをよくテレビで見かけますよね。

最近では、通販でオリジナルのマウスピースを作る事もできるようになっていますが、通販で作るマウスピースにはたくさんの危険が潜んでいます。

通販でマウスピースを買ってはいけない

理由1.型取りが不十分

通販の場合、一番の問題点は、型取りをしてくれる人がいない事です。

多くのマウスピースを通販で販売している会社は、申し込みをすると、型取りのキットが送られて来ます。

説明書に書いてある通りに型取りをしていくのですが、素人が自分できちんとした型取りをすることはほぼ不可能です。

というか、まず、何が正しくて、どういう型取りが失敗なのかもわからないですよね?

型取りの方法は、アルジネートを使った方法とシリコンを使った方法があります。

アルジネートを使ったものは、粉と水をヘラを使って混ぜて、専用のトレーに盛って自分で自分の口の中に入れます。

この方法は、歯科の治療で一番一般的に使われている方法ですが、水を混ぜ始めた瞬間から固まり始めるので、季節によって固まる時間が凄く早くなることもあり、素人がきちんとした型取りをすることは不可能です。

また、シリコンを使った方法は、2種類の粘土を指を使って混ぜ、トレーに盛り、自分の口の中に入れます。

シリコンはアルジネートに比べて硬いです。

なので、詰め物が一緒に外れてしまったり、グラグラしている歯があると、歯が抜けてしまうこともあります。

歯が抜けてしまえば、マウスピースどころではりません。

そんな型取りを元に作ったマウスピースが適合のいいマウスピースができるわけがありません。

理由2.時間が経過しすぎる

シリコンで型取りをした場合は、時間の経過による変形は心配ありません。

しかし、アルジネート(粉と水を混ぜるタイプ)の場合、セットの中に入っているタッパの中に水を入れ、水に浸した状態で送り返すように指示があると思います。

この、アルジネートという材料は簡単に変形をしてしまいます。乾燥にも弱いですし、水に浸していても、水を吸って変形してしまいます。

通常の歯科治療では、固定液などに浸して、出来るだけ時間を置かないように、速やかに石膏を流して模型を作ります。

通販の場合、輸送されている時間が長すぎる事が問題です。1、2日輸送にかかるのは普通です。その間、少づつ変形を続けます

そんな型取りで作った模型で作ったマウスピースがどうなるかわかりますよね?

業者の考えとしては、マウスピースは柔らかい素材で作るので、模型が変形していても入らないことはない!!といいう大雑把な考えが根本にあります。

本当に適合がいいきちんとしたマウスピースを作ろうとすれば、型取りしたものを何時間も石膏を流さないことは考えられません。

理由3.歯科技工士が作っている

歯科技工士が作っていることに問題はありません。

ただ、歯科技工士がすべての工程をしている事に問題があります。

歯科技工士とは、銀歯などの歯に入れる詰め物や入れ歯、マウスピースを作るのが仕事です。

しかし、口の中の状態(虫歯があるか?歯肉の状態はどうか?など)を診査したり、型取りをしたり、咬み合わせの状態を診たりすることは出来ません。

これは、法律的にも歯科技工士が型取りなど、人に対して医療行為を行う事は違反です。

「自分で型取りをして下さい。」「型取りの材料は準備するので、自分で口の中に入れて下さい。」「型取りのお手伝いをします。」などの言葉は言ってる業者は、歯科技工士がしているか、歯科技工士でもない素人がしている可能性があります。

このような事を言われない為に、「歯科医師と連携しています。」「歯科医師が模型をすべえてチェックしています。」といった事を言っている業者もありますが、送られてきた型取りや、出来上がった模型を歯科医師がチェックしたところで、得られる情報は多くなく、本当にすべての模型をチェックしているかもわかりません。

理由4.咬み合わせが重要なのに。。。

マウスピースの命とも言える咬み合わせ!!

咬み合わせがずれたマウスピースを着けているとそれが原因でパフォーマンスが低下してしまいます。

咬み合わせは型取りと一緒に記録します。しかし、咬み合わせを記録するのは簡単ではありません。

おそらく、ほとんどの人が、いつも自分がどの位置で咬んでいるか?プレー中にどの位置で咬んでいるかなんで気にしたことないと思います。

そんな状態できちんとした咬み合わせの記録が出来るでしょうか?まず、不可能です。

きちんと知識のある歯科医師が咬み合わせを記録しないと、いいマウスピースはできません。

理由5.アフターフォローがない

通販の場合、マウスピースが送られて来た後、

なんか咬み合わせがおかしいなぁ

マウスピースが歯肉に当たって痛い

などの調整が必要になった場合、歯科医院で作っていれば、その歯科医院に行けば調整をしてもらうことはできるでしょうが、通販の場合は調整をしてもらうことができません。

特に、通販の場合は、型取りも自分、咬み合わせを取るのも自分、すべて素人がすることなので、調整が必要になる可能性が高いです。

なのに、調整をしてもらえる環境がないのはリスクがとても高いです。

まとめ

通販でのマウスピースの販売はお手軽でデザイン性のあるものが手に入るメリットがあるものの、一方で、素人が自分ですべての工程をしないといけない、その後のアフターケアが難しいという大きなデメリットもあります。

本当に、マウスピースを着けてきちんとしたパフォーマンスをしたいのであれば、スポーツ歯科をきちんと勉強している歯科医院で治療も含めてサポートしてもらうことが大切です。

ネット検索で「スポーツデンティスト」と検索してもらうと日本スポーツ協会が認めたスポーツデンティストを検索することができます。

また、スポーツ歯科医学会の認定医「スポーツ歯科医学会」から検索することができます。

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